大人になってオトナだけじゃない
ディズニープラスで配信中の「誕生日シンドローム」
21歳になったばかり女性ジアは、姉と一緒に誕生日を祝うためクラブに出かける。大人の振る舞いができずに落ち込むジア、それもそのはずジアの中には
「赤ちゃん」「10歳の小学生」「16歳の高校生」のキャラクターが同時に存在していてバランスが取れていないから。
大人になったからって、これまでの自分が完璧に消えてしまうわけではありません。主人公のジアのように、子供の時の自分が出てくる瞬間をたびたび経験することはあると思います。
でも、自分の子供の部分がいくつになっても存在していることに自覚的な人は意外と多くないと思います。
短いアニメながら、自分について顧みるいい機会になる作品です。
自分について深く知るなら
自分の心について考えてみたいなら「交流分析」の本を読んでみてはいかが。
自我をP:Parent(親)、A:Adult(成人)、C:Child(子供)、の3つに分類した心理学です。
「誕生日シンドローム」のように、自分の中に複数の自我が存在していることを研究したもので、アニメと併せて読んでみると面白い鑑賞の仕方ができるかも。
個人的に交流分析の書籍でおすすめなのが、「TA TODAY:最新・交流分析入門」です。
交流分析について知識がなくても詳しく解説があるので、難なく読み進めていくことができます。
また、交流分析をどう自分に活かしていくための演習についても書かれていますので、満足度とても高い一冊になっています。