Tell Mama / Etta James
ゴルペルをルーツに大胆不敵な歌いぶりで、R&B、ソウルからジャズ・スタンダード、ロックンロールまで幅広いタイプの曲を歌ったシンガー。2008年の映画キャデラック・レコードで彼女の役をBeyonceが演じたことでも有名かもしれません。
彼女のソウル時代の絶頂期、68年にリリースされた8枚目のスタジオ・アルバム。サザン・ソウルの聖地、マッスルショールズのフェイム・スタジオで録音。
Tell Mama
いきなりド迫力のジャンプナンバーで開幕。盲目のソウルシンガー・ギタリストClarence Carter作詞、作曲。後にJanis JoplinやDiana Rossもカバー。
I’d Rather Go Blind
切なくぶっきらぼうに歌う彼女の代表曲でブルース・クラシック。数多あるカバーの中でも先述の映画の劇中で歌ったBeyonceのバージョンが最高。
Watch Dog
ソウルシンガーDon Covay作曲。ノリのいいR&B。
I’m Gonna Take What He’s Got
これもDon Covay作曲。Ettaの炸裂するシャウトが魅力のブルース。
Security
Otis Reddingのカバー。Otisに負けず劣らずのド迫力。
Just a Little Bit
オリジナルはRosco Gordon。The Beatles他数多くのロックミュージシャンが演奏したロックンロール・クラシック。こちらはサザン・ソウル・スタイルでファンキーにカバー。
オススメ度…★★★★☆
ド迫力度…★★★★★
肝っ玉母さん度…★★★★★