笑えてほんのり心が暖かくなる海外ドラマ
「Somebody Somewhere」は、カンザスの田舎が舞台。主人公のサムは40代の独身女性。姉ホーリーに先立たれた後の生活からドラマが始まります。その心の傷が癒えない中、ゲイの幼馴染みや対立しがちな妹、アルコール依存症の母など、様々な関係性をユーモアを織り交ぜながら丁寧に捉えた作品です。
こんな時におすすめ
・笑えるコメディが観たい
・ルッキズムに疲れた
・ゆるく見れるドラマの気分
・やさしい気持ちになりたい
ここがいい①
良質なドラマ:一話は30分未満の短さながら、満足感をしっかり感じられる良質なコメディドラマ。とても良くできた脚本で、シーズン1の第一話を見終わった頃には、すっかり心を掴まれているはず。
ここがいい②
選曲の妙:どのエピソードも選曲がとても素晴らしい。選曲だけでなく、オープニングの気の抜けた管楽器も最高だし、シーズン1の第7話のオリジナル曲「Sam’s Song」も染み入るバラードで何度も聴きたくなる。だが、残念ながらサウンドトラックがリリースされていないので、聴きたくなったらHBOのYoutubeへ。※2024年7月時点
ここがいい③
主人公サムの陽気さ:この作品の雰囲気を形作っているのは何と言っても、サムの底抜けの明るさ。中には、体型をつかった笑いもあるけど、決してその体型を卑下したユーモアじゃないから気持ちよく笑えるのもポイントが高い。
好きなシーン
どのシーンもお気に入りだけど、特に好きなのがシーズン2のエピソード1の冒頭で主人公サムと幼馴染ジョエルがふざけて追いかけっこする場面、小学生みたいに楽しそうな二人がとても美しいんです。