パリ・オリンピック開催記念!ご当地アイドルのご紹介。

Masculin Feminin / Chantal Goya

Masculin Feminin / Chantal Goya

現在フランスでオリンピックが開催中ということで、ご当地フランスのアイドルChantal Goyaをご紹介。
フランス人の父とカンボジア人の母の間に生まれ、パリの大学在学中にモデルとして活動していたところスカウトされて64年にアイドル歌手としてデビュー。
このアルバムは1966年に彼女の初主演映画となった「Masculin Féminin(男性・女性)」のサウンドトラックで、当時のフレンチ・ポップスの雰囲気を感じられるオシャレな一枚です。

D’abord Dis-moi Ton Nom

スケールの大きなポップ・バラード。作詞作曲は後に彼女の夫となるフランス人歌手、Jean-Jacques Debout。

Comment Le Revoir

モータウン風のポップス。女性コーラスとの掛け合いも可愛い。

Sois Gentil

ストリングスが美しいバラード。The Shirellesの「Will You Love Me Tomorrow」っぽい?

Laisse-moi

ヨーロッパらしいマイナー調のポップス。妙な緊迫感はFrance Gallの夢見るシャンソン人形に近い雰囲気。カッコいいです。

Si Tu Gagnes Au Flipper

ズンドコリズムが可愛いアイドル・ポップス。牧歌的なメロディに反して案外バックの演奏が激しい。サビ終わりのメロディがちょっとだけ「太陽の彼方に」に似ている。

Tu M’as Trop Menti

冒頭のKeith Moonのような怒涛のドラムに驚くビート・ロック。1966年のフランス映画「男性・女性」のテーマ曲。ノリノリです。

現在は主に子供向けの歌を歌って活動しているみたいです。
頑張れニッポン!!(無理矢理締める)

オススメ度…★★★☆☆
オシャレ度…★★★★★
舌足らず度…★★★★★