なんかモヤモヤした気持ちを抱えているなら、ジェーン・スーさんと桜林直子さんによる『過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書』を読んでみませんか。
TBSラジオの人気Podcast番組「となりの雑談」から生まれた対談形式の書籍です。本書は、過去にとらわれすぎることなく、未来を恐れずに生きるためのヒントを探る内容となっています。
過去と未来の捉え方
本書のタイトルにある「過去の握力」「未来の浮力」という言葉には、それぞれ深い意味が込められています。「過去の握力」とは、過去を振り返ることで得られる学びや、今の自分を支えてくれる記憶や経験のこと。一方で「未来の浮力」は、未来をポジティブに捉え、柔軟な心を持つことによって、人生の困難を乗り越える力のことを指します。
異なる視点を持つ二人の対話
ジェーン・スーさんはラジオパーソナリティやエッセイストとして、独自の視点で人生を語ることに定評があります。一方、桜林直子さんはお菓子ブランド「SAC about cookies」の経営者でありながら、独自の価値観を持ち続ける生き方をしてきました。二人の異なるバックグラウンドが対話を通じて交わり、読者に新しい視点を提供してくれます。
読者へのメッセージ
本書は、「今の生き方に迷いがある」「過去の失敗や後悔を引きずってしまう」「未来に対する漠然とした不安を抱えている」といった人に向けて書かれています。人生は固定されたものではなく、いつでも書き換え可能であることを、温かく優しい言葉で伝えてくれるのが本書の魅力です。

過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書/マガジンハウス/ジェーン・スー
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